1.院試対策のスケジュール
今回は院試対策のざっくりとしたスケジュールについて振り返っていきます.
・B3
5月に開催された東京工業大学電気電子系の説明会に参加しました.
B3時点では外部進学すると決めていたわけではなく,大学の友達に誘われたからという軽薄な理由で説明会に参加しました.
説明会の内容は大学HPを見れば分かるようなことばかりでしたが,説明会後のポスター発表は各研究室の色を感じ取ることができましたし,ポスター発表後には研究室訪問の時間を設けられていたため,非常に参考になりました.
惹かれた研究室が1つあったため,その研究室の学生さんと主指導教員にお話しを伺いました.
また,説明会に参加するにあたって,氏名と大学名の記入を求められました.
外部からの参加者はMarchや理科大の学生が多い印象でした.
同時期に東大電気系工学専攻の説明会もありましたが,開催日が平日かつ大学の実験日と被っていたため参加を諦めました.
また,B3のときにTOEICを受験しました.
TOEICは院試対策ではなく,大学の単位のために受験しましたが,B4の頃にはコロナの影響で抽選制となってしまったため,スコアを早めにとっておいてよかったです.
2度受験して765→845までスコアを伸ばしました.
大学入学時のTOEIC IPでは600点程度しかなかった私ですが,極めて少ない努力量で800点台までのせることができたので,TOEICに関する対策は別記事で紹介しようと思います.
・2月~5月
B3後期の試験が終わり,徐々に試験対策を始めました.
「0.はじめに」の記事にも書きましたが,院試に必要な科目のほぼすべての科目の知識が不十分であったため,まずは浅く広く勉強することを意識しました.
この時期の院試対策についても別記事で紹介しようと思います.
また,この時期に東大電気系工学の院試科目が大きく変更されたので病みかけましたが,病んでも仕方がないので適当に愚痴を吐いてストレス解消をしていました.
・5月~7月
院試に必要な知識をインプットし終えたので過去問演習を始めました.
まず,東工大電気電子系の過去問を一通り解きました.
電気電子系の過去問はH3~H31まであったので,これを解くだけで相当な演習量を確保することができました.
その後,東大電気系の過去問を解きました.
こちらはH18~H31まで解きましたが,初見で7,8割解けることが多く,自信につながりました.
過去問演習の方法を別記事で紹介しようと思います.
また,各大学の出願もこの時期でした,志望理由書の書き方なども別記事で紹介しようと思います.
・7月~8月
東工大,東大の過去問演習が一通り終わると,やることがなくなりました.
演習量を増やすために東大の定期試験の過去問に取り組みました.
院試の問題と比べると難易度は高いですが,ためになったと思います.
私は東工大A日程の受験があったため,7月18日から院試が始まりました.
東工大A日程⇒自大院試⇒東工大A日程合否発表⇒自大合格発表⇒東大予備選抜合否発表⇒東工大B日程(未受験)⇒東大院試
A日程以降は,毎週このように予定が詰まっていました.
専門科目の対策は終えていたので,口頭試問の対策などに多くの時間を割いていました.
・9月
まず,東工大の正規合格発表がありました.
A日程の段階で合格内定を頂いていたのであまり気にしてはいませんでしたが,B日程に合格した大学同期も多く,嬉しかったです.
その翌日,東大の合格発表がありました.
合格発表では,受験番号の一覧が表示されるだけなので,指導教員名までは分からないのですが,ひとまず合格していて安心しました.
合格発表の1日後か2日後の朝に指導教員名がメールで送られてきました.
指導教員名を確認した後,東大に進学することを決めました.
合格発表から2週間後に,内定先の研究室のメンバー(教授,学生,外部指導員など)と私を含めた進学予定者2人でZoomミーティングをする機会を頂きました.
この顔合わせで不安要素をほぼすべて取り除けたため,安心して東大進学を決定することができました.
・2月
卒業研究発表を終えた今の時期です.
入学手続きをする必要があります.